読売新聞の記事について
先日、読売新聞で「約7割の歯科医院が歯を削る機器を滅菌していない」という国立感染症研究所の調査結果が発表されました。
当クリニックでは歯の切削器をEX ClaveⅡという高温滅菌器(135℃)で滅菌を行っております。
気になるのは歯を削るドリルを取り付けた柄の部分。歯には直接触れませんが、治療の際には口に入れるため、唾液や血液が付着しやすく、アルコールで拭き取っただけでは不十分と思われます。標準的な院内感染対策を示した日本歯科医学会の指針は、使用後は高温で滅菌した機器と交換するよう定めています。
この指針を守るためには多くの切削機を用意する必要があります。当クリニックでは、高速の切削器を9本、低速の切削器を6本用意していますので、患者様ごとに、常に滅菌した清潔な機器を使用することができます。
どうぞご安心して治療を受けられてください。