キシリトールガムについて

2012.10.18

こんばんは。

三回目の更新となりました今回は、私、衛生士山本が担当させていただくことになりました。

さて、今回はキシリトールガムについてお話させていただきますね。

キシリトールとはいったいなんなのか、ということからお話しましょう。

キシリトールは白樺や樫の木から作られた糖アルコールという人口の甘味料です。

甘味料なので甘いですよ。甘いなら虫歯になるのでは？とお思いでしょうが、

キシリトールは虫歯の原因である酸を作らないので、虫歯になりません。

虫歯とは…
口の中に常在している虫歯菌が砂糖を体に取り込んで、排泄物として酸をだします。その酸が歯を溶かしてしまうこと。

ですから、毎日キシリトールガムを噛むと、虫歯菌は一生懸命キシリトールを取り込もうとします。しかし、栄養源である砂糖ではないのと、排泄物である酸がでないので虫歯菌が栄養失調となり、虫歯菌が減少するということです。

他に、
噛むことにより唾液分泌が促進され、汚れもつきにくくなります。

《キシリトールガムの食べ方》
☆１日３～４回
☆１回につき　１～２粒　（１日あたりキシリトール５～１０ｇ）　
☆５分以上噛む
☆最低３、４ヶ月続けると効果がででると言われています

《キシリトールガムの選び方》
最近ではスーパーやコンビニで色々な種類のキシリトールガムが販売されてますね。
キシリトール含有量として５０％以上のものが効果的だと言われています。
キシリトール÷炭水化物×１００％で計算してみましょう。

＊実際に市販品のガムはキシリトール含有量が少ないものが多いので、
１日に必要なキシリトール量（５～１０ｇ）を摂取するには、たくさんの量を
食べる必要があります。

より良い効果を出すためには、歯科専売品であるキシリトール１００％のものを
お勧めします！

☆当院ではひとりひとりに合った虫歯予防プログラムの提案をさせていただいてます。

わからないことがございましたら、お気軽にどうぞお声かけくださいませ